地元のパニオロの自宅で夕食をご馳走になってきた。
ハワイでは牧場で働く人たちの事をカウボーイではなくパニオロと呼んでいる。これは19世紀にカリフォルニアから牧場管理の技術をハワイに伝えたスペイン系カウボーイ達の事をさしていて、スペイン人(エスパニョール)→パニオロになったということだ。
パーカーランチをはじめ、牧場の多いハワイ島では、代々パニオロを家業として継いでいる場合が多く、子供の頃から乗馬はもとより牛の群れをコントロールする技術などを教えられて育っている。
今回お邪魔したお宅のファミリーも、お父さん、お母さん、息子たちの全員が根っからのパニオロで、みんな地元のロデオ大会にも出る腕前なのである。
夕食まで少し時間があったので、庭でブラブラしていると、そこには今まで見た事も無いモノが並んでいる。投げ縄トレーニング用の鉄の子牛、動く牛の脚を縛る練習用のマシン等など。
私がそれを触ったり写真を撮ったりしていると、その様子が興味津々に見えたのだろう、何故か投げ縄のトレーニングを受けるはめになってしまった。(予想外)
一家の次男(16歳)から一通り構え方、ロープの持ち方、投げ方を教わったが、これが難しくて全然思うように投げられない。大体がロープをまわす時のヒュンヒュンという音が違うのだ。
コントロールするポイントは野球のボールをスローイングするように、ターゲットに向かって真っ直ぐ投げるということらしい。
それでも15分ほど続けていると、ロープを回すコツも掴めてきて、50%程度の確立でターゲットにロープをかけられるようになってきた。一番難しかったのはターゲットに届く前にロープの輪がしぼんでしまうこと。
教えてくれた次男君からは「俺は5歳くらいからやってるよ」と言われた。歳は若くてもこりゃ年季が違う。実際に逃げる牛をロープで捕らえるなんて、私には120%無理だな。
その後は馬に乗ったりして随分楽しませてもらい、バーベキューをご馳走になった。あれは美味しかったな。
思いもよらず良い経験をさせてもらい、この日は観光客気分のひと時となったのでした。







